【読売】中国政府は13日午前、ベトナム東部海域(南シナ海問題)についてはフィリピンとの2国間協議で解決するとの方針を柱に据えた「白書」を発表しました。少なくとも8か国語に翻訳して出版するとしています。



白書はベトナム東部海域(南シナ海問題)に関する立場と政策を網羅し、49ページ、143項目にわたります。発表に合わせて記者会見した劉振民外務次官は「フィリピンと対話を通じた問題解決を目指すことが、白書の重要な趣旨だ」と語りました。

劉氏は「中国の領土主権と海洋権益の全面否定を企図する仲裁裁判は認められません。判決は紙くずに過ぎない」とも述べ、判決に従わない姿勢を改めて強調しました。フィリピン新政権との関係改善を土台に、事実上の判決の棚上げを狙うとみられます。