米中間で関税などをめぐり対立も予想される中、経済面での互恵的な関係を呼びかけました。
中国外務省によりますと、中国の韓副主席は19日、アメリカのバンス次期副大統領との会談の中で「経済・貿易関係は双方の重要な問題であり、意見の相違や摩擦があるものの、共通の利益と協力の余地は非常に大きい」と述べた上で、対話を強化していくことの重要性を強調しました。
これに対し、バンス次期副大統領は「経済・貿易関係は両国にとって非常に重要だ。アメリカは対話と協力を強化し、ともに世界の平和と安定を促進することを望む」と応じたということです。
また、アメリカの新政権で要職に就く実業家のマスク氏との会談では韓副主席が「テスラを含むアメリカ企業がチャンスをつかみ、中国の発展の成果を共有し、経済・貿易関係の促進に向け、新たな大きな貢献を果たすことを歓迎する」と述べたのに対し、マスク氏は両国の経済・貿易交流の促進に積極的な役割を果たす意向を示したということです。

トランプ氏が中国製品への追加関税を課す方針を示し対立も予想される中、韓副主席が経済面での互恵的な関係を呼びかけた形で就任後のトランプ氏の対応に大きな関心が集まっています。(NHK)