【Sankei】7月1日に中国共産党の党創設95周年の祝賀大会が北京で開かれるのに合わせ、官僚の不正や訴訟の不当判決などを国家指導者に訴えようと全国から陳情者が詰めかけ、当局が監視を強めています。米政府系放送局ラジオ自由アジア(RFA)は6月29日、北京に1万人以上の陳情者が集まったと報じました。

(写真:TTXVN)
30日午後、陳情を扱う国家信訪局の関連施設入り口付近には、全国から集まった陳情者と各地の私服警察官ら約100人の姿がありました。
周辺の道路には江蘇省や天津市、吉林省など地方ナンバーの警察車両が連なり、車内から地元の陳情者に監視の目を光らせていました。陳情者が「騒ぎ」を起こせば、地元政府の責任問題になるためです。
不動産の立ち退きをめぐる訴訟に関連して20年以上政府に陳情を続けているという吉林省の男性(68)は「28日に来ました。共産党はスローガンを高らかに唱えるだけでなく、現実に即して庶民の問題を解決してほしい」と訴えました。この日は信訪局の窓口がすでに閉鎖されたため付近の陳情者の数は減りましたが、このまま路上で野宿する人たちもいるといいます。
