武装集団側も3人が殺害されました。分離独立を唱える南西部バルチスタン州の過激派「BLA=バルチスタン解放軍」が犯行声明を出しました。

警察当局者は「テロリストは誰も敷地内に入れなかった」と述べました。中国人職員は全員無事でした。現場は、外国公館などが立ち並ぶ警備の厳重な地区です。ロイター通信などによれば、武装集団は爆発物を積んだ車で現場に接近して手りゅう弾をさく裂させ、治安部隊と銃撃戦になりました。

パキスタン政府は、中国が主導するシルクロード経済圏構想「一帯一路」の枠組みの下、両国をつなぐCPEC=中パ経済回廊構築を進めており、バルチスタン州でも中国の投資が進んでいます。BLAは犯行声明で「中国は土地の占領と資源の収奪を目指している。バルチスタンから出て行かなければ、さらに攻撃を加える」と警告しました。

ロイターによりますと、カーン首相は襲撃について、中パ両国の戦略的協力関係を損なうことを狙った「謀略」だと非難しました。徹底した捜査を指示しました。