(写真:Vietnam+) |
イエレン氏は、製造業に対する中国政府の直接的あるいは間接的な支援は国内の開発目標と結び付いていることを理解していると発言しました。
その上で、現状ではこうした支援が中国の国内需要や世界市場の許容量を大幅に上回る生産能力につながっていると述べました。
イエレン氏はこの日予定されている中国の何立峰副首相との会談でも、中国の過剰な生産能力と輸出の増加が海外に引き起こしている問題とそれに伴う貿易摩擦の恐れを取り上げるとみられます。
イエレン氏は、中国の過剰生産能力は以前から問題でしたが、電気自動車(EV)、バッテリー、太陽エネルギー製品などの新分野で新たなリスクが顕在化し、米国、メキシコ、インドの競合労働者や企業が不利益を被っているとしました。
「生産能力の過剰に対処し、市場ベースの改革を検討することが、中国の利益につながると信じている」と発言しました。過去数十年間の中国の市場原理改革との類似点を示し、それが成長を促し、何億人もの人々を貧困から救い出したと述べました。また、中国国内の競合他社に比べて不公平な扱いを受けているなど、中国における事業環境の悪化について米企業や多国籍企業が挙げる懸念を提起するとしました。(ロイター)

