会談の様子(写真:中国外務省)

中国の王毅外相とインドのアジト・ドバル国家安全保障顧問は18日、北京で会談し、長年の領有権争いが続く国境地帯について、互いに受け入れ可能な解決策を模索することで合意しました。両国高官が国境問題に関して公式な会合を開いたのは約5年ぶりとなります。

両国の国境地帯では、2020年6月の軍事衝突で少なくとも20人のインド兵士と4人の中国兵士が死亡しており、緊張が続いていました。今年10月には、両国が国境地帯での軍事的緊張を緩和することで合意していました。

中国外務省の声明によりますと、両国は「公平で受け入れ可能な解決策を模索する」と再確認しました。ヒマラヤ西部の国境地帯における平和の維持に向け、日常的な国境管理とコントロールの強化が必要との認識を示しました。

インド外務省も、両国が「現地の平和的状況の確保」を強調したと発表しました。「2020年の軍事衝突から得た教訓を基に、国境の平和と安定を維持し、効果的な国境管理を進めるための方策について協議した」と説明しました。

インドと中国は、インド北部ラダック地方を中心とする国境線が未確定な地域に、過去4年間にわたり総勢数万人の兵士と軍事装備を配置しており、今後の進展が注目されています。(ロイター)