インド・ガガンギルでの国境警備隊員ら=AFP/TTXVN |
中国とインドの国境地域にある係争地帯では今月15日、双方の軍が衝突し、中国側は死傷者の数を明らかにしていませんが、インド軍は、インド側の20人が死亡したと発表しています。
これについて、中国国防省の呉謙報道官は24日コメントを発表し、今月6日に双方は係争地帯の緊張緩和で合意していたとしたうえで、「インドが合意に反して一方的に挑発し起こしたもので、責任は完全にインド側にある」と批判しました。
また、中国外務省の趙立堅報道官は24日の記者会見で、インド側を改めて批判した一方、双方の軍の代表による協議が23日まで2日間行われたと紹介し、「事態の緩和を進める措置をとることで合意した。インド側が合意を守ることを望む」と述べ、対話での解決を望む考えを強調しました。
これに対し、インド政府は中国側が一方的に現状を変更しようとしたとして非難してきた一方で、インド軍関係者によりますと、双方の協議で両軍が衝突した地域から撤退することで合意したということで、インド側も対話による解決を望む姿勢を示しています。
ただ、両国の間ではおよそ4000キロに及ぶ国境の多くが画定しておらず、ほかの場所でもにらみ合いが続いているということで、事態が解決に向かうかは不透明です。(NHK)

