トランプ大統領の経済顧問であるピーター・ナバロ

          (写真:AP)

米国との貿易摩擦解消に向け、中国が譲歩姿勢を示し始めた可能性が出てきました。ロイター通信は12日、中国が米国産大豆の購入を再開したと報道。米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、中国政府が製造業の長期発展戦略「中国製造2025」の見直しを検討しています。

米中両国は、1日の首脳会談で、貿易不均衡や非関税障壁の是正など中国経済の「構造改革」について90日かけて協議することで合意しました。米国産大豆の購入再開や製造業戦略の見直しはこの合意に基づいた動きとみられます。

購入再開した大豆は150万トン超、5億ドル(約570億円)以上に相当するとみられます。トランプ米政権が対中貿易制裁を科した報復として、中国は米国産大豆に25%の追加関税を発動しています。

中国製造2025について米国は、政府が資金面などで最先端企業の発展を支援する同戦略は公平な競争をゆがめるとして撤回を強く求めてきた。中国はこれまで撤回を拒否してきました。