巨大な掘削装置はこの後、中国の海南島に移される予定です。

中国側は当初、作業期間を8月中旬までと発表していましたが、8月に開かれるASEANのARF=地域フォーラムなどの会議をにらみ、いったん事態を沈静化させるため、作業終了を前倒しした可能性があります。

担当した国有企業などは地質などのデータ取得が「予定通り順調に終わった」と説明しました。今後は分析を進め、次の作業方法を決めるということです。

中国は5月2日に掘削を開始し、ベトナムが激しく反発した上で、ベトナム国内外で大規模な抗議活動が行われたほか、海上で掘削装置周辺で中国の船舶がベトナムの漁船に体当たりしたり、放水したりするなど、緊張情勢が続いてきました。