(写真:Kyodo)

(時事)稲田朋美防衛相は19日の閣議後の記者会見で、沖縄県・尖閣諸島沖の日本領海に侵入した中国海警局の公船、海警が飛ばした小型無人機(ドローン)とみられる物体に対し、航空自衛隊のF15戦闘機などが緊急発進(スクランブル)したことを明らかにしました。稲田氏は「わが国の主権に対する深刻な侵害だ」と中国を厳しく批判しました。ドローンに対するスクランブルは初めてといいます。
海上保安庁は18日午前10時50分ごろ、尖閣諸島の魚釣島から約14キロの領海内を航行していた海警上空で、ドローンとみられる物体1機が飛行していることを確認しました。連絡を受けた防衛省は、空自のF15や早期警戒機E2Cなど4機を向かわせ、ドローンの飛行をやめるよう海警に警告を発しました。
稲田氏は中国側の対応について「事態をさらにエスカレートさせるもので全く受け入れられない」と表明しました。菅義偉官房長官も会見で「中国による新たな形態の行動だ」と警戒感を示しました。