中国の王毅国務委員兼外相=AFP/TTXVN |
中国の王毅国務委員兼外相は24日、アメリカ・ニューヨークであった国連総会の一般討論で、ロシアによるウクライナ侵攻を念頭に「代理戦争をあおる国はやけどを負う」と述べ、ウクライナを支援する米欧を名指しを避けつつ批判しました。
そのうえで「根本的解決のためには全ての関係国の正当な安全保障上の懸念に対応し、バランスが取れ持続可能な仕組みを作ることが重要だ」と指摘し、NATO=北大西洋条約機構による圧迫を主張するロシアの立場に配慮するよう改めて訴えました。
一方で王氏は発言の多くの部分を台湾問題に費やし「中国は今後も誠意を持って平和的統一のための努力を続ける」と訴えました。アメリカのバイデン大統領は、台湾を領土とみなす中国の立場に異を唱えない「一つの中国」政策を守る立場を取りつつも「台湾防衛」の意思を示す発言を繰り返しています。王氏は「台湾独立派の活動とは断固として闘い、外部勢力による干渉に対しては強力な対抗手段を取る」と強調し、アメリカ側をけん制した形です。(毎日新聞)

