オンライン方式で開催される会合=ANI

中国外務省によりますと、王毅外相は1日、ロシアやインドなど新興5カ国(BRICS)のオンライン外相会合で、東京電力福島第1原発の処理水放出を国際紛争と同列に争点化しました。アメリカのバイデン政権と共に対中圧力を高める日本政府をけん制する狙いがあるとみられます。

王氏は「パレスチナ・イスラエルの衝突、イラン核合意、アフガニスタン問題、日本・福島の原発汚水処理、テロリズム」などの国際・地域問題の政治解決を図るべきだと主張しました。

その上で処理水問題について「世界の海洋生態環境の安全と各国国民の生命や健康に関わる。日本政府は自らの責任を直視し、利害関係国や国際機関と話し合いがまとまる前に勝手に放出してはならない」と述べました。中国外務省報道官も連日の会見で同様のコメントを繰り返しています。(時事通信)