報告書は、政府による強力な支援を背景に、中国の商業宇宙分野が急速に発展し、アメリカにとって最大の競争相手になっていると指摘しています。
ITIFによりますと、世界の宇宙経済は今後10年間で1兆ドルを超えると予想される中、中国はすでに衛星測位、偵察、衛星攻撃能力など、一部の分野でアメリカを上回っています。
報告書の執筆者であるエリス・シェラー氏は、中国の宇宙産業は国有企業中心のモデルから、活力ある商業エコシステムへと転換し、現在はアメリカに次ぐ規模になっていると述べました。
また、宇宙技術の多くは、民生と軍事の両方に利用できるデュアルユース技術であることも強調されています。
アメリカが競争上の優位を維持するため、ITIFは、国内の打ち上げ能力を強化するほか、国際宇宙ステーション(ISS)に代わる計画を推進し、同盟国との協力を拡大するよう提言しています。
