
先月の梁振英行政長官と習近平国家主席(写真:ロイター)
(時事) 中国の習近平国家主席は26日、北京を訪れている香港の梁振英行政長官と会談し、香港の政治・経済情勢について報告を受けました。15日に香港民主派の道路占拠運動が終結してから、梁長官が中国指導部に正式な情勢報告を行ったのは初めてです。
香港のテレビによりますと、2017年の「普通選挙」導入を目指す長官選挙制度改革について、習主席は「(香港)基本法と全国人民代表大会常務委員会の決定に沿って進めることを中央政府は断固として支持する」と強調しました。「普通選挙」から民主派を事実上排除した全人代決定に従って改革を推進すべきだとの考えを示しました。
また、選挙制度改革は「国家の主権、安全、発展の利益」を守るのに有利な形で進めなければならないと指摘し、香港各界が安定を維持し、法治の環境を重んじるよう望むと語りました。
梁長官は道路占拠について、「未曽有の挑戦と困難」に直面したが、中央の信任を得て、うまく対処できたと述べ、謝意を伝えました。
