初会談する中国の王毅国務委員兼外相(左)と韓国の朴振外相=Yonhap

韓国外務省は7日、朴振(パク・ジン)外相が訪問先のインドネシア・バリ島で中国の王毅(ワン・イー)国務委員兼外相と50分間会談したと発表しました。中韓外相の会談は5月の韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権発足後、初めてです。外相間や外務次官級の対話を積極化すると合意しました。

朴氏は6月のNATO=北大西洋条約機構の首脳会議への出席などを念頭に、韓国が「自由と平和のための国際社会の連帯」に参加したと説明しました。「韓中関係も普遍的価値と規範に基づき発展することを期待する」と伝えました。朝鮮民主主義人民共和国の核問題で中国に役割を発揮するよう求めました。

韓国側によりますと、王氏は韓国を「切り離せない重要な隣国」だと述べ、両国間の意思疎通の強化に意欲を示しました。

両氏は、朴氏の早期訪中と王氏の2022年後半の訪韓に向け協力すると申し合わせました。

韓国は中国を明記する戦略概念を定めた6月のNATO首脳会議に、日本などと同様にパートナー国として参加しました。対中姿勢を強める米欧と足並みをそろえる一方、北朝鮮対応などを踏まえ中国とも対話を継続する考えです。(日本経済新聞)