中国が飛ばした気球=アメリカ・モンタナ州ビリングス上空で1日、ビリングスガゼット・AP

中南米2カ国の上空で見つかった気球について、中国政府が自国のものだと認めたのは初めてです。

中国外務省の毛寧報道官は6日の定例記者会見で、当該の気球が予定されたコースを「大幅に逸脱」し、「誤って」中南米とカリブ海上空に進入したと説明しました。気象条件と、気球自体の制御能力が限られていたことが原因だとしました。

中国政府が気象の影響でコースを外れたと主張する気球はこれで2つ目です。アメリカ軍は4日、中国の偵察気球とみられる気球1つを撃墜しました。この気球はアメリカ本土上空を数日間飛行していました。

毛氏は「中国は責任ある国家だ。我々は常に国際法を厳格に守っている。関連するあらゆる方面に情報を伝え、状況を適切に処理した。現状、どの国にも全く脅威を及ぼしていない」とし、全ての関係者は「理解を表明した」と付け加えました。

コロンビア空軍とコスタリカの民間航空当局は、白い観測用気球1つをそれぞれの領空で先週追跡したと共に確認しました。気球はアメリカ上空で見つかったものと似通っていましたが、両者はこれが中国に帰属するとはしていませんでした。(CNN.co.jp)