(写真:ロイター)

G7サミット=主要7か国首脳会議で中国を意識した首脳宣言が発表されたことなどを念頭に、ロシアとの協力関係の強化を示すねらいがあるとみられます。

中国とロシアの両政府によりますと、習近平国家主席とプーチン大統領は28日、オンラインで首脳会談を行い、調印から20年となる両国の長期的な協力関係をうたった「中ロ善隣友好協力条約」の延長で正式に合意しました。

中国側の発表では、両首脳は「民主主義や人権を掲げて他国の内政に干渉することや一方的な制裁を行うことに反対する」と強調したということです。

先のG7サミットで、台湾海峡の平和と安定の重要性を強調し、新疆ウイグル自治区や香港情勢などで、人権や基本的な自由を尊重するよう求める首脳宣言が発表されたことなどを念頭に置いているとみられます。

また、プーチン大統領は「地政学的な混乱が深まる中、両国の連携は世界情勢を安定させる役割を果たしている」と強調しました。

習近平国家主席としては、アメリカのバイデン政権が同盟国などとの連携を強める中、ロシアとの協力関係の強化を示すねらいがあるとみられます。