【時事】過激派組織「イスラム国」(IS)がイラク最大の拠点としてきた北部モスルの市街戦が迫る中、子供を含む住民の被害拡大に深刻な懸念が世界に広がっています。国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン」は1日、声明を出し、モスルについて「子供約60万人を含む150万人の民間人が逃げられずにいる」と強調しました。



(写真:AFP/TTXVN)

安全な脱出ルートを設ける必要があると訴えました。
モスルにはこの日、ISからの奪還作戦を進めるイラク部隊が複数の方向から突入し、もはや市街戦は避けられない情勢となっています。声明は「IS戦闘員が多くの病院や学校を占拠し、こうした施設がイラク部隊による攻撃の標的になることに懸念が高まっている」と危機的状況を訴えました。

イラク軍などは10月17日、モスル奪還作戦に着手しました。1日までにモスル一帯で暮らしていた約1万8000人が戦闘地域外に脱出したとみられます。しかし、モスルの人口を考えれば、住民の圧倒的多数はISの監視の中、まだ市内にとどまっています。