ここ数日、ベトナム北部ソンラ(Sơn La)省内の戦没者墓地において、特別な作業が静かに進められています。それは、身元が特定されていない戦没者のDNA型鑑定を行うための、発掘および生体サンプルの採取作業です。
マイソン村の戦没者墓地には、「身元不明の戦没者」とだけ刻まれた墓碑がいくつも並んでいます。作業は迅速でありながらも、静粛に進められています。土を掘り起こす前に、書類の照合や位置の確認が細心の注意を払って行われます。墓を開けるたびに、従事する人々はすべての敬意を込めて、生体サンプルを慎重に、そして大切に扱います。鑑定に耐えうるDNAサンプルが一つ増えるごとに、故郷で待つ遺族に新たな希望がもたらされることを、誰もが深く理解しています。
軍隊と肩を並べ、民兵自衛隊や地元住民もこの活動に協力しています。作業に慣れている彼らは、背中が汗でびっしょり濡れても、誰一人として不満を漏らすことはありません。
ヴィ・ヴァン・ランさんは、トゥアンチャウ村の戦没者墓地での任務を終えた後、クインニャイ村の住民グループとともに再びこの場所に駆けつけます。ランさんは次のように語っています。
(テープ)
「雨が降ったり晴れたりして、作業は困難で非常に骨が折れますが、早期に終えられるよう互いに励まし合っています。部隊の皆さんと一緒にこの作業に参加でき、非常に胸が熱くなります」
参加している一人ひとりが、これを神聖な任務であると考えています。手向けられた一本の線香、一つひとつの作業の完了は、祖国のために命を捧げた人々への感謝と追悼の意が込められています。
マイソン村の民兵であるロ・ヴァン・ランさんは、次のように述べています。
(テープ)
「ラジオや新聞を通じて、全国の多くの地方や組織が戦没者の遺骨収集に全力を尽くしていることを知りました。私も自分の力を尽くして、一日も早く戦没者の身元を特定し、ご家族に知らせたいと願っています」
戦没者の遺骨収集活動に参加している多くの幹部や兵士、そして人々にとって、これは単なる作業ではなく、歴史に対する責任でもあります。一つの墓からのサンプル採取が完了するたびに、全員で黙祷を捧げてから次の作業へと移ります。こうした簡素ながらも厳かな儀式は、今日の平和のために犠牲となった先達への感謝の念を表しています。
今後も膨大な作業が控えているため、地元住民の結束こそが最大の支えとなっています。マイソン村の墓地だけでも、身元不明の墓が168基あります。採取された生体試料が研究所で真に価値のある情報を提供できるようにするためには、現地での作業から書類の作成に至るすべての工程が正確でなければなりません。そして、この活動の成否の半分は、戦没者の遺族自身から提供される対照用データに懸かっています。
マイソン村軍事指揮部のダン・ディン・フン指揮官は、次のように述べています。
(テープ)
「当軍事指揮部は指導委員会と連携し、すべての身元不明墓の確認・再調査を進めています。同時に、サンプル採取に必要な機材などの準備もしっかりと行っています。また、総合サービスセンターと連携して住民への広報や呼びかけを行い、身元特定に役立つ情報の提供を募っています。これらを基盤として、戦没者の身元特定作業を早期に完了させたいと考えています」
マイソン村に限らず、これはソンラ省全体の共通の決意です。同省には依然として約600基の身元不明墓があり、さらに400基以上でデータの補完が必要となっています。6月末までに、340基以上の発掘が行われました。これらの数字からは、連日にわたり墓地に留まり作業を続ける軍の政策担当者たちの、黙々とした献身的な努力が伝わってきます。
ソンラ省軍事指揮部政治室のロ・ヴァン・フン中佐は、次のように語りました。
(テープ)
「任務の遂行にあたり、各地方行政府が非常に関心を示してくださり、人員や車両、資機材を配備して私たちの作業をサポートしてくれていることを大変嬉しく思っています。私たちの目標は、サンプルの正確性を担保し、墓ごとの取り違えを絶対に防ぐことです」
計画に基づき、ソンラ省は7月中旬までにDNAサンプルの採取プロジェクトを終了する予定です。残された時間は少なく、各部隊は日々時間との闘いに挑んでいます。英雄烈士たちにその名前を取り戻すことは、単なる政治的任務ではなく、心からの命令であり、祖国のために生涯を捧げた人々へ送る、深い感謝と敬意を込めた行程だからです。
