フエ市軍指揮部では、各部隊に加え、多くの退役軍人、歴史の証言者、地域住民を動員し、「戦没者遺骨の捜索・収容および身元特定を推進する500日間のキャンペーン」を展開しています。キャンペーンの開始から数日を経て、同指揮部傘下の第192収集隊は、チャウソン地区のフオントゥイ駅周辺で、新たに1柱の戦没者の遺骨を発見・発掘しました。この地域は30年以上前に83柱の遺骨が収容された場所です。
フエ市人民委員会のグエン・ヴァン・マン副委員長は次のように述べています。
(テープ)
「フオントゥイ駅周辺において、関係部隊が捜索を行い、1柱の遺骨を発掘いたしました。証言者の方々からは引き続き多くの重要な情報が寄せられています。以前、この場所からは83柱の遺骨が収容されましたが、情報によりますと、まだ相当数の遺骨が残されているとみられます。私たちは対象エリアを特定し、最大の戦力を動員して捜索を継続しています。深い責任感と感謝の思いを持ち、どんなに小さな情報であっても確認と捜索を行い、英霊の皆様を故郷の土へとお返しできるよう全力を尽くしてまいります。」
一方、ハティン省軍指揮部は関係機関や各部隊と連携し、省内全域の身元不明の戦没者の墓からDNA鑑定用の生体試料の採取を進めています。これまでに、カンロック、タックハー、ドゥックトー、フオンケーの各戦没者墓地において、身元不明の墓156基の発掘が実施されました。今回の取り組みにおける新たな点として、墓の位置情報、遺骨の現状、写真、その他の関連データが、現場ですべてデジタル化されていることが挙げられます。
ハティン省軍指揮部参謀部門のチャン・グエン・タイ・ホック少佐は次のように述べています。
(テープ)
「発掘作業や写真撮影、デジタル化のプロセスは、各墓地の状況に応じて異なる方法を適用する必要があります。当初は多少の困難もありましたが、幹部・兵士全員の強い決意のもと、任務を全うできるよう常に最大限の努力を重ねています。」
発見される戦没者の墓の一つひとつが、ご遺族や親族の痛みを和らげ、再会の希望を灯すことにつながっています。これは単なる政治的任務にとどまらず、感謝の心と責任、そして深い情義を体現する取り組みでもあります。
