両国は数カ月に及ぶ戦争終結に向けた合意形成に苦慮しています。「イランのいわゆる『代表団』からの回答を読んだ。気に入らない。到底受け入れられない!」と、トランプ氏はSNS「トゥルース・ソーシャル」に投稿しました。
アメリカとイランの戦闘終結に向けた交渉をめぐりアメリカの提案に対してイランが回答した詳しい内容について、イランの革命防衛隊とつながりのあるタスニム通信が10日、情報筋の話として伝えました。
それによりますと、イラン側はすべての戦線での戦闘終結や、イランに対する制裁解除などの必要性を強調したとしています。
さらに、イラン産の原油の販売に対するアメリカ財務省による制裁を30日間解除することや海上封鎖を直ちに解除することなどが盛り込まれているとしています。
現在の交渉が行き詰まっている状況を踏まえ、アメリカは7日、イランにホルムズ海峡での攻撃と機雷敷設の停止を求める国連決議案への支持を各国に呼びかけました。
アメリカが支持する前回の決議案は、国連安全保障理事会で先月、採決が行われたが、ロシアと中国が拒否権を行使し、否決されました。
アメリカのウォルツ国連大使は、新たな決議案を支持する湾岸諸国の大使らとともに記者団に対し、決議案を「葬り去ろうとする国は、極めて危険な前例を作ることになる」と主張しました。
新たな決議案はアメリカとバーレーンが起草し、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、クウェート、カタールが支持しています。
観測筋によりますと、現在の外交的な行き詰まりを受けて、今週予定されているドナルド・トランプ大統領の中国訪問は、中東問題におけるいくつかの打開を促す可能性があります。
