会議で、防衛投資を巡っては、欧州加盟国とカナダが2025年に中核的な防衛分野への投資を1390億ドル(約22兆6000億円)以上増やしたと表明しました。500億ドル超の新規調達を行うと明記しました。防衛産業の生産能力拡大や、防衛関連の貿易障壁撤廃にも取り組むとしました。

北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は8日、トルコの首都アンカラで閉幕した首脳会議後の記者会見で、トランプ米大統領について「そのリーダーシップが同盟を変革し、より強いものにしている」と称賛しました。

ルッテ氏は会見で、トランプ氏が欧州側に防衛負担の拡大を迫っていることに関し、「(1953年に就任した)アイゼンハワー大統領以来、米国が実現しようとしてきたことだ」と指摘しました。欧州側が防衛投資を増やすことで「欧州をより強くし、米国にとってより重要なパートナーになれる」と語りました。

アメリカのトランプ大統領は、デンマーク自治領グリーンランドをアメリカが支配する可能性に言及したほか、防衛費の負担をめぐってスペインを批判し、波紋を広げました。また、アメリカがウクライナによる地対空ミサイル「パトリオット」の生産を認めたことについても、さまざまな議論を呼びました。