(VOVWORLD) -リスナーの皆さんから寄せられたお便りを音楽と共にお送りするおしゃべりタイムの時間です。
冬を迎えるハノイ市内中心地のホアンキエム湖の一角 |
ハー リスナーの皆さん、こんにちは、ハーです。
ソン こんにちは、ソンです。いよいよ12月も中旬ですね。季節が過ぎるのは本当に早いですね。
ハー そうですね。そんな時、ベトナムでは「Bong Cau Qua Cua So(ボン・カウ・クア・クゥア・ソー)」ということわざがあります。
ソン これ「窓の外をダーっと走る馬の姿」を表現した言葉ですね。時間が経つのは窓の外の馬が走り去ってしまうように早いものだという例えです。これと似た日本の諺もあるようです。
ハー 時間が経つのは、矢が飛ぶように早い例えで「光陰矢の如し」ですか?。
ソン ではここでお便りの紹介を始めましょうか。
愛知県とうごう町の・たき・かずひと・さんからの11月6日の消印のお便りです。「ベトナムの声放送局の皆さん、こんにちは。お元気でいらっしゃいますか?私は先日、歯の定期検診を受けました。一年に一回受けているのですが、虫歯がなければその日で終了。虫歯が見つかれば二回以上行かなければなりません。ちなみに私は三回行きました。来年は一回で済むようにしたいものです。皆さんは、歯の定期検診を受けられていますか?」
ハー 滝さん、お便りありがとうございます。やはり、健康に過ごすためには歯が丈夫でないと困りますね。
ソン そうですね。ですから、元気な歯を維持するためには、歯のクリーニングや定期検診が大切ですね。
ハー そうは言っても、私の場合、歯に問題が発生した時しか歯医者に行かなんです。ここ数年、ハノイ市内には日本人歯科医が3~4軒できたので、在住日本人はけっこう通ってるそうです。日本時にとって助かるでしょうおね。
ソン 私もハーさんと同じです。時間がないという理由ではないですけど、歯が痛いわけではないので、中々歯医者に足が向きません(笑)。日本人の歯医者さん‼ 今度行ってみようかな(笑)。
ハー 次に、 群馬県渋川市の・すずき・よしかずさんのEメールです。
「日本語課の皆様こんにちは。
今日は立冬、この言葉を聴くと今年も残り少なくなったなーと感じます。日本や中国で使用している二十四節気はベトナムでも使用しているのですか。それとも別な季節変化を表す言葉があるのでしょうか。アメリカの大統領が変わってから世界の結び付きが危機に瀕しています。新たな貿易ルールによる自由貿易が守られる様に期待します。最近受信状態の悪い日が多くなった様に思われます。毎年の冬の状態とはいえリスナーには有り難くない現象です。」
ソン 鈴木さん、Eメールありがとうございます。毎年の冬になると、「短波の受信状態が悪い」と多くのリスナーから評価されます。
ハー 前回のおしゃべりタイムの中にも言ったように、VOVは冬と夏の季節に合わせた周波数を変更するのは不可能で難しいようですから、ご了解ください。
ソン ところで、「二十四節気」 についてですが、これは、中国の古来から伝わるものですから、ベトナムでもまだ生活の中に残っていますよ。
ハー ですから、ベトナム暦の多くは、中国の伝統的暦に合わせた陰暦がベースとなり、今でも立春、春分、夏至など季節の移り変わりを表す言葉として使用しています。
ソン 次に、東京都世田谷区のよしふじ・りょう・さん13歳の方から11月20日の消印のお便りです。
「こんにちは。ぼくは、短波放送を聞き始めてから半年ほど経ちますが、貴局の受信は初めてです。貴局の放送を聞いてお便りを出されたリスナーにお礼を言うなどとてもよい印象を受けました。これからも、聞いていきたいと思います。」
ハー よしふじさん、毎日勉強が忙しい生活の中で、放送を聴いて頂き、さらに、受信報告まで送ってくださり、私たちはとても感動しています。今後も、無理のない範囲で私たちの日本語放送を聴いて頂けると嬉しいです。そして、勉強も頑張ってくださいね。
次に、北海道札幌市の・くどう・たかのりさんから11月15日消印のお便りです。
「初めてお便りします。北海道札幌市在住の67歳男性です。3ヶ月ほど前から短波放送を聴き始め、毎日とても楽しく聴いております。以前にアマチュア無線をやっておりましたが、仕事に追われたり携帯電話・インターネットの波に流され、まったく途切れてしまっていました。仕事から退いた昨今、電波を出すまでには行きませんが、又楽しい声が聴けたらとアンテナを揚げ、なけなしの年金を叩き、受信機を手に入れました。
外国語を理解しないので、ハム時代にも国内のみの通信でしたが、日本語放送のお陰でとても楽しみやすく感じています。特に、貴放送は独特のイントネーションで、なかなか触れる機会のない貴国内の情報を知ることが出来て、かかる曲も想像よりとてもポップで新鮮に感じています。
毎回楽しく聴かせていただいておりますが、電離層の変化のせいか、まったく受信できない日(最近では11月8日)があるのと、ノイズが波状的に入る時がありますが、それ以外は問題なく受信でき、混信も殆どありませんでした。」
ソン くどうさん、お便りありがとうございます。VOV日本語放送をお聴き頂き、そして、お便りをお寄せ下さり、とても嬉しく思います。
ハー 私たちの日本語放送を通して、今日のベトナム事情がさらに深く理解できると思います。
ソン くどうさん、今後もよろしくお願いします。
次に、大阪府せっつ市の・こはら・みきおさんからのEメールです。
「ベトナムには、50を超える民族がいて暮らしていますが、国境付近住んでいる人々は、国境を越えて隣国の人々と交流をすることはあるのでしょうか。また、そのような時は、お互いの言葉が、ある程度共通で、なんとなくわかるものなのでしょうか。」
ハー こはらさん、Eメールありがとうございます。ベトナムと、中国、ラオス、カンボジアの近隣諸国間の国境地域に住む人々との交流がよく行われていますよ。
ソン これらの住民たちは、国境地域で商品の売買などが行っていることから、生活に必要な言葉はお互いに通じていますよ。すごいですね!
次に、東京都品川区のひろおか・篤さんのEメールです。
「小松みゆきさんは毎日VOV日本語課に出勤されているとのことですが、どういう立場でどんなお仕事をされているのですか?私の考えとしては契約社員として、日本語課のアナウンサーのみなさんへの日本語指導と日本語原稿の校閲かな、と思いますが、いかがでしょう?」
ハー ひろおかさん、Eメールありがとうございます。弘岡さんのご想像通り、小松さんはVOVの契約社員です。小松さんは90年代に一度私たちに日本語を教えたことがありました。当時は、教材がなく、日本からTVのビデオテープを取り寄せたり、教材の手配などもやってもらいました。
ソン 翻訳原稿の校閲や変換ミスチェックもありますが、リスナーからの手紙が達筆すぎて、読めない手書きのお便りの解読や、固有名詞の読み方チェックなど、分らないこと全てを相談しています。また、在ベトナム日本人社会と日本語放送をつなぐコーディネート、アドバイスなどもお願いしています。
ハー 今年、ベトナム・日本外交関係樹立45周年を記念して、私たちがリスナーにベトナムへの思いや憧れ、印象的なことなどを織り交ぜたエッセイを募りました。この件に対し、小松さんは、ハノイ在住幾人かの日本人にエッセイ募集を働きかけてくれました。大まかな様子が伝わったでしょうか?
さて、ひろおかさんは別のEメールの中で、次のように書いておられます。
「11月22日の『移民・難民問題に対する消極的な姿勢』でオカノナツミさんという若々しくはつらつとして爽やかな印象の女性が登場しました。新しいスタッフさんですか?
私の想像では留学中の大学生でベトナム滞在中にVOVでアルバイトとして勤務されているのかなと。いかがでしょうか?」
ソン そうですね、ご想像通りです。かつて、日本語の原稿チェックしてもらう小松さんのような日本人がいない時代には、ベトナム滞在中の日本人留学生や駐在夫人に頼んだこともありますよ。
ハー さて、オカノナツミさんですが、東京外国語大学の学生さんです。小松さんが休む前に、代わりの人を探して、手伝ってもらいました。もし皆さんのリクエストがあるならば、又、来てもらいたいですね。
今週もたくさんの方からメッセージとカレンダーを頂きました。ありがとうございます。
最後に、お名前だけでもご紹介いたします。
・ 埼玉県さやま市の・もりい・しんいちろうさん
・ 東京都しながわ区の・ひろおか・あつしさん
・ 東京都あだち区の・あいかわ・おさむさん
・ 東京都西東京市の・すがい・かずひろさん
・ 東京都としま区の・おがさわら・たかしさん
・ 神奈川県かわさき市の・いしかわ・あつしさん
・ 神奈川県さがみはら市の・おおかわ・たけしさん
・ 愛知県おかざき市の・なかじま・ひでゆきさん
・ 滋賀県おうみはちまん市の・もりた・かんじさん
・ 兵庫県ひめじ市の・ラジオネームM4さん
・ 福岡県おかがき町の・ほかむら・ふみとさん
・ 沖縄県なご市の・なかむら・しょうじさん
それでは、来週またお楽しみに!
リスナーの皆さん、さようなら、CHAO CAC BAN