(VOVWORLD) - ハンガリーのオルバン首相は26日、首脳会議に先立ち記者団に対し、ウクライナのEU加盟について郵送やオンラインで意見を募ったところ、回答したおよそ220万人のうち95%が加盟に反対だったと明らかにしました。
欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長、2025年6月27日、ベルギー・ブリュッセルで開催されたEU首脳会議当日の記者会見で発言する(写真:REUTERS/Yves Herman) |
欧州連合(EU)は26日、ベルギーのブリュッセルで首脳会議を開きました。武力衝突が続いているウクライナへの支援が主要議題となりましたが、親ロシア的な姿勢をとるハンガリーのオルバン首相が反対し、全会一致が必要な合意文書には支援の文言が盛り込まれませんでした。このため、ハンガリーを除く26カ国が支援強化の方針を盛り込んだ別の文書を採択しました。
ことし3月の首脳会議でも同様の事態が起きていて、EU内の足並みの乱れが再び表面化した形です。オルバン首相は、アメリカのトランプ大統領と親しい関係にあり、1月にトランプ氏の2期目が始まってからは、ウクライナ支援をめぐる立場の違いがEU内で一層鮮明になっています。
オルバン首相は26日、首脳会議に先立ち記者団に対し、ウクライナのEU加盟について郵送やオンラインで意見を募ったところ、回答したおよそ220万人のうち95%が加盟に反対だったと明らかにしました。そのうえで「強い国民の負託を受けてここに来た。ウクライナのEU加盟を支持しない」と強調しました。ハンガリーの人口はおよそ958万人です。(共同通信)