式典で発言にたった商工省のグエン・シン・ニャット・タン次官は、同省はアースアワー2024に応えるために、エネルギーの経済的かつ効率的な利用に関するオンラインコンテストや、3月23日の夜8時半から9時半まで実施される消灯など多くの活動を企画していると明らかにしました。

アースアワー2024に応えるマラソン大会についてタン次官は次のように語りました。

（テープ）

「このマラソン大会は、アースアワー2024に応えるもので、1500 人を超えるプロおよびアマチュアのアスリートが参加することを通じて、『節電を習慣化しよう』というメッセージをコミュニティに広めます。これにより、1年の365日間節電を実施して、いつでもどこでも節電を習慣にしましょう。このメッセージにより、私たちは、全国のすべての人々、コミュニティ、企業が、2050 年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするという目標に向かって、環境保護、エネルギー節約、節電に協力することを望んでいます」

なお、ベトナムがアースアワーキャンペーンに参加するのは今年で16回目となります。国家電力システム調整センターによりますと、ベトナム全国各地でアースアワー2023に応えて1時間で実施された消灯により、29万8千キロワットの電気が節約されました。これは5億5500万ドン（日本円で300万円以上）の電気代に相当するとしました。