イエメンのフーシ派、イスラエル港湾取引企業の船舶を攻撃と警告
(VOVWORLD) -イエメンの親イラン武装組織フーシ派は27日、イスラエルに対する軍事作戦の第4段階として、イスラエルの港湾と取引のある企業の船舶を、国籍に関係なく攻撃すると発表しました。
(写真: THX/TTXVN) |
フーシ派の報道官はテレビ放送された声明で、企業が警告を無視した場合、目的地に関係なく船舶を攻撃すると警告しました。「イエメン軍は全ての国に対し、この事態の激化を回避したいのであれば、敵に圧力をかけて侵略をやめさせ、ガザ地区の封鎖を解除するよう求める」と述べました。
イスラエルによるガザでの戦争が2023年10月に始まって以来、フーシ派はパレスチナ人との連帯を示すためとして、イスラエルと関係があると見なした船舶を攻撃してきました。
米国は5月、フーシ派が船舶への攻撃を停止する見返りとして、フーシ派に対する攻撃を停止すると表明しましたが、フーシ派は合意にイスラエルへの攻撃停止が含まれていないとしています。(ロイター)