(VOVWORLD) -イスラエル軍とイスラム組織ハマスとの戦闘は開始から５日目となる１４日も続き、収束の兆しはみられません。
 （写真：AFP/TTXVN） |
イスラエル軍は１４日未明に声明を発表し、空軍と地上部隊がハマスが支配する地域を攻撃していると明らかにしました。その直後にパレスチナ自治区ガザからロケット弾が次々と発射されました。
声明では攻撃の詳細は明らかになっていませんが、イスラエル軍に定期的に情報提供を受けている軍事記者は、地上侵攻ではないと述べ、国境のイスラエル側から砲撃を行っていると説明しました。多くの死傷者が出る恐れのある地上侵攻の可能性は低いとの見方を示しました。
イスラエルとの国境に近いガザ北部の住民は、ガザ地区内にイスラエル軍が侵攻した形跡はありませんが、激しい砲撃と数十回の空爆があったと述べました。
外交筋によりますと、国連安全保障理事会は１６日、イスラエルとパレスチナの衝突激化を巡り、公開の緊急会合を開きます。これを受けてトーマスグリーンフィールド米国連大使はツイッターに「米国は引き続き、緊張緩和のための外交に積極的に関与していく」と投稿しました。