(VOVWORLD) -ウクライナのシュミハリ首相は24日、同国がドイツの防衛大手ラインメタルとの間で合弁会社を設立したと発表しました。
(写真:AFP/TTXVN) |
合弁会社は、ロシアから侵攻を受けているウクライナを支援するため西側諸国から送られた戦車や武器の修理などを手がけます。ベルリンで開かれたドイツ・ウクライナのビジネスフォーラムで語りました。
合弁会社はまた、ラインメタルが製造する重要な機器のウクライナ国内での製造も支援します。
ラインメタルは声明で、同社の合弁会社に対する出資比率は51%だと明らかにした。合弁会社はウクライナ国内で運営されるといいます。
シュミハリ氏によりますと、ドイツはウクライナのエネルギー部門や港湾といったインフラを守るための航空防衛機器を含む14億ユーロ(14億8000万ドル)規模の新たな「冬期支援」の準備を進めています。
同氏はまた、ウクライナの2024年予算は戦争が来年も続くことを想定していると述べ、戦時下の財政赤字を穴埋めするため約420億ユーロの西側からの支援が必要になると訴えました。(ロイター)