式典でグエン・フィ・ズン大使は挨拶の中で、ホーチミン主席がベトナム社会主義共和国の前身であるベトナム民主共和国の誕生を宣言した独立宣言の重要性と歴史的意義を強調しました。さらに、「この79年間、ベトナム共産党とホーチミン主席の指導のもと、ベトナムは偉大な勝利を収め、国家建設と防衛において大きな成果を上げてきた」と述べました。

ズン大使はまた、ベトナムが活力ある経済発展を遂げる国へと成長するため、たゆまぬ努力を続けていることや、国際社会におけるベトナムの地位が着実に向上していることを強調しました。

エジプト側からは、アジア・大洋州・太平洋問題担当国務次官補のアーメド・シャヒーン氏が発言し、両国が政治、経済、外交、文化交流など幅広い分野で協力を一層強化していくことへの期待を表明しました。シャヒーン氏は次のように語りました。

（テープ）

「両国間のハイレベル訪問団の往来が継続していることは、両国の緊密な関係を示しています。今後は、二国間協力をさらに深めるため、より密接に連携していく必要があります。同時に、両国の共通の発展目標に向けて、既に締結している合意書を効果的に活用し、その効率を最大限に高めていくことが重要だと考えています」