オンライン開催のエミー賞、差別描いた「ウォッチメン」11部門受賞

(VOVWORLD) -アカデミー賞のテレビ版に当たるプライムタイム・エミー賞の第72回授賞式が20日、米カリフォルニア州ロサンゼルスで行われ、米国の人種差別を題材にしたダークヒーロー作品「ウォッチメン」が、リミテッド・シリーズ部門の作品賞を含む11部門を受賞しました。
オンライン開催のエミー賞、差別描いた「ウォッチメン」11部門受賞 - ảnh 1       (写真:AFP/TTXVN)

新型コロナウイルスの感染が拡大している中で行われた初の主要な授賞式となったエミー賞の式典は無観客で開催され、俳優らもオンラインで参加しました。

米ケーブルテレビ局HBOが制作した、ある一族の陰謀と権力争いを描いた「サクセッション(キング・オブ・メディア)」は、ドラマ部門の作品賞をはじめ、主演男優賞、監督賞、脚本賞を受賞しました。カナダのオフビートな人気ドラマ「シッツ・クリーク」は、コメディー9部門での受賞を果たしました。

リミテッド・シリーズ部門の主要4部門を受賞した「ウォッチメン」は、計11部門のエミー賞を獲得しました。同作品の制作者らは、1921年に米オクラホマ州タルサで起きた同国史上最悪レベルの人種虐殺の犠牲となったアフリカ系米国人に作品賞をささげるスピーチを行いました。(AFP)

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