(写真：TTXVN)

エンブラエル190型機はアゼルバイジャンの首都バクーからロシア南部チェチェン共和国のグロズヌイに向けて出発しましたが、カスピ海を越えてカザフスタンのアクタウ市付近に墜落しました。

ロシアのインタファクス通信はカザフスタンのカナト・ボズムバエフ副首相の話として、38人が死亡したと報じました。

カザフスタン非常事態省は「子ども3人を含む29人が入院した」と報告しました。

アゼルバイジャン航空によると、旅客機には乗客62人と乗員5人が搭乗していました。カザフスタン運輸省によれば、乗客の国籍の内訳は、アゼルバイジャン37人、カザフスタン6人、キルギス3人、ロシア16人でした。

アゼルバイジャン航空は、旅客機がアクタウから約3キロ離れた場所に「緊急着陸した」としています。

カザフスタン非常事態省によりますと、旅客機の墜落時に火災が発生し、職員が火を消し止めました。現場には150人の緊急要員が派遣されたといいます。

カザフスタンは、墜落原因の調査を開始したと述べました。

アゼルバイジャン航空は当初、旅客機が鳥の群れに突入したと述べていましたが、後に撤回しました。（AFP）