14日、ハノイの国家主席府で、チャン・ダイ・クアン国家主席は第30回外交会議に出席するためハノイを訪問中の国外駐在ベトナム代表機関の代表と懇親会を行いました。

懇親会で、クアン国家主席は世界情勢が急速に推移している背景の中で、外交官は「ベトナムが国際社会の信頼にたるパートナー」というベトナム共産党と政府の終始一貫した外交路線を引き続き堅持すると共に、党と政府の外交政策を効果的に実施するため全力を尽くすと明らかにし、次のように語りました。

（テープ）

「情勢を把握し、発生する可能性がある危機を研究、分析した上で、党と政府に対し、国家の安全保障と領土保全を脅かす危機を処理するための対策を出すためにアドバイスしなければなりません。その他、内にも外にも、多国間外交と二国間外交、経済外交と文化外交を緊密に結ぶ必要があります」

このように語ったクアン国家主席は国外駐在ベトナム代表機関の代表に対し、経済外交、文化外交の質的向上に取り組み、次世代自由貿易協定のメリットを活用して、ベトナム製品の輸出市場の拡大に努力すると共に、世界各国の経験と教訓を研究した上で、党と政府にアドバイスするよう提案しました。