グエン・フー・チョン書記長 国と国民に生涯を捧げた卓越した指導者

(VOVWORLD) - トー・ラム国家主席は、グエン・フー・チョン書記長の逝去を受け、7月19日に「グエン・フー・チョン書記長 国と国民に生涯を捧げた卓越した指導者」と題した追悼文を発表しました。
グエン・フー・チョン書記長 国と国民に生涯を捧げた卓越した指導者 - ảnh 1グエン・フー・チョン書記長

トー・ラム国家主席は冒頭で、チョン書記長をベトナム革命の偉大な知性と才能を持つ思想家、文化人、党の理論的指導者として称えました。また、ホーチミン主席の思想と道徳を体現し続けた模範的な後継者であり、党と民族の革命事業に生涯を捧げた人物だと強調しています。

55年以上にわたる革命活動を通じて培われた戦略的視野と鋭い洞察力を持つチョン書記長は、党中央執行委員会と共に、マルクス・レーニン主義とホーチミン思想を創造的に発展させました。その指導の下、党の刷新と強化、人民の・人民による・人民のための社会主義法治国家の建設、そして改革路線の実施が進められ、ベトナムは「かつてないほどの基盤、潜在力、威信、国際的地位」を獲得するに至りました。

チョン書記長は、党の建て直しと強化に関する戦略的方針を策定し、その実施を成功に導きました。個人主義、党内の腐敗、汚職などの問題に断固として取り組み、革命的道徳、能力、知性を絶えず磨き、人民との緊密な関係を築きました。

追悼文では、チョン書記長の指導下で、ベトナム共産党が初めて新時代における社会主義法治国家の構築に関する決議を採択したことが特筆されています。この決議は、人民の、人民による、人民のための社会主義法治国家の完成を目指し、法体系の確立、人権の保護、国家権力の適切な分配、効率的な行政・司法制度の構築などを目標としています。

また、チョン書記長の指導の下で、第13回党大会では文化政策が包括的に議論され、70年ぶりに開催された全国文化会議は、国家建設における文化の役割を強調する画期的な出来事となりました。

対外政策においては、チョン書記長率いる党中央執行委員会は「竹のような外交」と呼ばれるベトナム独自の外交戦略を発展させ、国際関係の構築に尽力しました。

チョン書記長の政治思想の中心には常に人民があり、全身全霊で人民に奉仕し、人間性を尊重する姿勢が貫かれていました。

追悼文は最後に、チョン書記長の生涯にわたる献身的な貢献を称え、その清廉な道徳、質素な生活、民主的で科学的な仕事ぶり、人間愛に満ちた姿勢を高く評価しています。チョン書記長は党員や国民から深い尊敬と信頼を得ただけでなく、国際社会からも高い評価を受けた指導者でした。

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