サウジアラビアとフランス、2国家解決とガザ紛争の終結を求める国連共同宣言を発表
(VOVWORLD) -フランスとサウジアラビアは火曜日、国連で共同宣言を発表し、ガザでの戦争の即時終結を求めるとともに、イスラエルとパレスチナの紛争に対する2国家解決策の実施に向けた詳細な国際ロードマップを示しました。
(写真:THX/TTXVN) |
アラブニュースが見たところでは、「パレスチナ問題の平和的解決に関するニューヨーク宣言」は、両国が共同議長を務めたニューヨークでのハイレベル国際会議の閉会時に発表され、イスラエルと並ぶ独立した主権を持つパレスチナ国家を、双方の安全保障とともに樹立するための期限付きプロセスを概説しました。
この宣言は、ブラジル、エジプト、日本、アイルランド、EUなど、会議期間中に作業部会の議長を務めた幅広い国際パートナーによって承認されました。
「ガザでの戦争は今すぐ終結しなければならない」と宣言は述べています。同宣言は、ハマスによる2023年10月7日のイスラエル市民に対する攻撃と、その後のイスラエルによるガザでの軍事作戦が、大規模な民間人の犠牲とインフラの破壊をもたらしたことを非難しました。
同宣言は、信頼できる和平への道筋がないまま紛争が続くことは、「地域と国際の安定に重大な脅威をもたらす」と警告し、エジプト、カタール、米国の仲介による段階的停戦合意の即時実施を求め、敵対行為を終結させ、人質の解放を確保し、イスラエル軍のガザからの撤退を確実にするよう求めました。
宣言はさらに、パレスチナ自治政府の管理下にガザとヨルダン川西岸地区を再統一すること、ハマスがガザでの権力を放棄し、武器を放棄することを求めました。国際的なパートナーの支援を受けた暫定行政委員会が、パレスチナ自治政府の権限のもとに設立され、市民を保護し、治安と統治の移行を支援する国連主導の一時的な安定化ミッションの支援を受けることになります。(arabnews.jp)