ショルツ首相の信任案否決、来年2月に総選挙 ドイツ

(VOVWORLD) - ショルツ氏が率いる中道左派・社会民主党(SPD)、緑の党、中道リベラル・自由民主党(FDP)の3党連立政権は、2021年の発足以降続いていましたが、今年11月にFDPが離脱し、崩壊しました。
ショルツ首相の信任案否決、来年2月に総選挙 ドイツ - ảnh 1ドイツのオラフ・ショルツ首相(写真:THX/TTXVN)

ドイツ連邦議会(下院)は16日、オラフ・ショルツ首相が要請した信任投票を行い、反対多数で否決しました。これを受け、ショルツ氏はフランクワルター・シュタインマイヤー大統領に議会の解散を提案し、連邦議会選挙が来年2月23日に前倒し実施される見通しとなりました。

ショルツ氏が率いる中道左派・社会民主党(SPD)、緑の党、中道リベラル・自由民主党(FDP)の3党連立政権は、2021年の発足以降続いていましたが、今年11月にFDPが離脱し、崩壊しました。

世論調査では、SPDはフリードリヒ・メルツ氏率いる保守派・キリスト教民主同盟(CDU)に大きく後れを取っています。

戦後のドイツ政治は、CDU/CSU(キリスト教民主・社会同盟)とSPDという二大勢力が長年主導し、小政党のFDPがしばしばキャスティングボートを握っていました。しかし、1980年代に緑の党が登場し、最近では極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」の台頭により、政治情勢は一段と複雑化しています。

AfDはアンゲラ・メルケル前首相の寛容な移民政策に反対する立場で支持を広げ、過去10年間でユーロ懐疑派の小政党から主要な政治勢力に成長しました。現在の支持率は約18%に達しています。

他の政党はAfDとの「非協力」を明言していますが、一部の議員はAfDの反移民政策に同調する動きを見せています。例えば、シリアのアサド政権崩壊後、CDUの一部議員はドイツにいる約100万人のシリア難民の即時帰国を求める声を上げました。(AFP通信)

ご感想

他の情報