ダイオキシン処理における越・米の協力

(VOVWORLD) -  ベトナム南部ドンナイ省ビエンホア空港のダイオキシン除染プロジェクトは、ベトナムとアメリカ間の協力枠組みの一環であり、2019年末に本格的に展開されました。

これまで、溶出量基準を超えた12000立方メートルのダイオキシン汚染土壌と堆積物が採掘され、処分施設に移送された他、5300平方メートルに及ぶ敷地が復旧されました。今後、ベトナムの関連各機関は、ビエンホア空港内にある総面積7ヘクタールあまりのダイオキシン汚染土壌を洗浄処理するため、この敷地をアメリカ国際開発庁に引き渡します。グエン・チ・ビン国防次官は「ビエンホア空港でのダイオキシン除染は、ベトナムとアメリカにベトナムにおけるダイオキシン汚染による後遺症を解決するため、前提を作り出した」と明らかにしました。

なお、ビエンホア空港のダイオキシン除染プロジェクトは総経費3億9千万ドルあまりをかけ、およそ10年間にわたり実施される予定です。

 

ご感想

他の情報