チン首相とインドネシアのスビアント次期大統領（写真：VGP）

会見で、チン首相は、インドネシアに対し、コメ貿易協力協定を早期締結し、ベトナムの農産物とハラール製品がインドネシア市場へ進出できることに役立つよう提案しました。また、チン首相は、「インドネシアがベトナムのIUU=違法・無報告・無規制漁業に対するEC欧州委員会のイエローカードの早期解除に関して、ベトナムを持するよう」希望を表明しました。

また、両指導者は、2028年までに両国間の取引総額を2023年の１３８億ドルから１８０億ドルに増加させるという目標を設定することで一致するとともに、貿易の障壁を削減することや双方の農産物とハラール製品を含む貿易振興を促進することなどで賛成しました。チン首相はベトナムが食料安全保障の確保においてインドネシアを支援する用意があると再確認しました。