(VOVWORLD) - カタール公式訪問の枠内で、10月31日午後、首都ドーハで、ファム・ミン・チン首相は、JTA=インターナショナル投資コンサルティンググループのアミール・アリ・サレミ最高経営責任者と会見しました。
ファム・ミン・チン首相とJTAのアミール・アリ・サレミ最高経営責任者との会見の様子 |
会見でチン首相は、JTAがベトナムでの協力と投資をさらに拡大し、特にカタールや他の国からの潜在的な投資家にベトナムへの進出を働きかけるため、架け橋としての役割を果たすよう要請しました。
会見後、チン首相はベトナムのT&TグループとJTAの間で、ハノイ郊外ドンアイン県のスポーツ複合施設およびテーマパークプロジェクトへの投資研究に関する協力覚書を交わす式典に立ち会いました。
これに先立ち、チン首相はQIA=カタール投資庁の指導部と会見しました。QIAはカタールの国家投資基金で、2023年の総資産は約4750億ドルと推定されています。QIA会長兼カタール中央銀行総裁のシェイク・バンダル・アール・サーニ氏と、アジア・アフリカ投資部門担当のシェイク・ファイサル・アール・サーニ氏は、新興市場の調査を通じてベトナムがQIAの東アジア戦略に適した投資先となる見通しであることを説明しました。
QIA会長兼カタール中央銀行総裁のシェイク・バンダル・アール・サーニ氏(左)と握手するファム・ミン・チン首相 |
一方、チン首相は、QIAとSCIC=ベトナム国家資本投資経営総公社との協力を歓迎し、QIAに対し、戦略的インフラ整備プロジェクトへの投資拡大を提案しました。また、QIAが代表団をベトナムに派遣し、政府機関との対面やオンライン形式での協議を通じて、ベトナムの主要投資プロジェクトに関する情報を入手したうえで、適格な投資プロジェクトへの参画を検討することを提案しました。