チン首相、8月の政府月例会議を主宰

(VOVWORLD) - チン首相は、8月の経済社会状況が引き続き好調で、7月よりも改善しており、年初からの8か月間は前年同期と比較して全体的に良好であると評価しました。
首相の動静を担当する当放送局(VOV)のレポーターによりますと、7日午前、ハノイでファム・ミン・チン首相の主宰により、政府の8月の月例会議が行われ、経済社会状況に関連する多くの重要事項について議論され、意見が交わされました。
チン首相、8月の政府月例会議を主宰 - ảnh 1ファム・ミン・チン首相

会議の冒頭で、チン首相は、台風ヤギが非常に強力で、深刻な被害をおよぼす恐れがあり、東北部と北中部地域に直接的な影響を与えていると述べるとともに、政府が北部港湾都市ハイフォンに台風予防対策指導部を設立し、台風対策を指導していると明らかにしました。また、チン首相は、各省庁、政府機関の指導者に対し、台風対策を直接指導し、その影響の克服に取り組むよう求めました

経済社会開発に関して、チン首相は、8月の経済社会状況が引き続き好調で、7月よりも改善しており、年初からの8か月間は前年同期と比較して全体的に良好であると評価しました。
今後の指導と運営がより良い成果を上げるため、チン首相は、政府機関の指導者に対し、9月と今後の状況を分析・予測し、画期的な政策やメカニズムを提案するよう要請しました。また、経済成長の促進、マクロ経済の安定維持、インフレ抑制、経済の主要なバランスの確保に向けた具体的な措置が必要だと強調しました。

金融政策に関して、チン首相は次のように語りました。

(テープ)

「現在、金融政策の運営は非常に複雑です。そのため、冷静さを保ちつつ、短期的な対処だけでなく、長期的なビジョンを用意し、慎重に対応する必要があります」

会議では、8月および年初8か月間の社会経済状況、公共投資資金の配分と支出状況、3つの国家目標プログラムの実施状況、今年の社会経済開発計画、および2025年の経済社会開発予想案について議論が行われ、意見交換がなされました。

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