ヌー集落の再定住エリアの建設が開始

(VOVWORLD) -先ごろ発生した台風ヤギにより破壊された北部山岳地帯ラオカイ省バオイェン県のフックカン村ヌー集落の再定住集落の建設が開始されました。
ヌー集落の再定住エリアの建設が開始 - ảnh 1起工式の様子

ヌー集落の再定住集落は、前の集落から約2km離れた丘に位置し、総面積は10ヘクタールにのぼっています。この場所は、水源や人々の生産地に近い、安全で交通の便が良いとされています。

ヌー集落の再定住プロジェクトを実現するため、地元に住む少数民族テイ族の鉄筋コンクリート構造の高床式住宅 40 棟が建設されます。ヌー集落の再定住プロジェクトの起工式で、ラオカイ省人民委員会のチン・スアン・チュオン委員長は「ラオカイ省は関連各機関、部門、支援者と協力して、今年12月31日までに、ヌー集落の住民が新しい居住地に引っ越しできるように全力を尽くす」と明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「地元に住む人々の助け合う精神と全国の熱心な支援により、ヌー集落が今後より明るい将来を持つことを確信しています。前のヌー集落が台風と洪水で流されてきましたが、私たちはより美しく、より安全で、住みやすい集落を建設する決意を固めています」

なお、9月10日未明、ヌー集落で台風ヤギによる壊滅的な鉄砲水と土砂崩れが発生し、これまでに54人が死亡し、13人が行方不明になり、14人が負傷しました。現在、ラオカイ省はヌー集落の再定住プロジェクトを実施するとともに、行方不明者の捜索と負傷者の治療を行いながら、生産回復を支援しています。


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