バイデン大統領 “次期政権でもウクライナ支援継続を”

(VOVWORLD) - アメリカのバイデン大統領は、退任を前にウクライナのゼレンスキー大統領と電話で会談し、支援の継続などについて意見を交わしました。

会談後、バイデン大統領は記者団に対し、みずからの権限で可能な支援はすべて提供したとして、トランプ次期政権でも、ウクライナへの支援を続けるべきだという考えを強調しました。

バイデン大統領は今月20日の退任を前に10日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話で会談しました。

ホワイトハウスによりますと、会談では、ゼレンスキー大統領からアメリカの支援への謝意が伝えられ、バイデン大統領はウクライナへの支援の継続の重要性を強調したということです。

会談の後、バイデン大統領はホワイトハウスで記者団に対し「ヨーロッパ各国が結束を維持しているかぎり、ウクライナの人たちが勝利できる可能性は十分にある」と述べました。

そのうえで「私が大統領として持つ権限で、今できる支援はすべて提供した。連邦議会には民主党にも共和党にも支援を継続すべきだと考えている議員は多い。トランプ次期大統領がウクライナへの支援を打ち切ると決めた場合、彼らが声を上げて、その判断に同意しないことを期待している」と述べて、トランプ政権への移行後も、ウクライナへの支援を続けるべきだという考えを改めて強調しました。(NHK)

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