(VOVWORLD) -アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン暫定政権の副報道官は25日、時事通信に対し、パキスタン軍による越境攻撃の死者が51人に上ったと明らかにしました。
(写真:AFP/TTXVN) |
犠牲者の多くは子供や女性だったと説明しました。暫定政権は駐在するパキスタンの外交官を呼び出し、厳重に抗議しました。
暫定政権によりますと24日夜、パキスタンと接する東部パクティカ州の四つの地区が空爆を受けました。パキスタンの複数の当局者もイスラム武装勢力「パキスタン・タリバン運動(TTP)」の指導者を狙ったと攻撃を認めました。同国の治安当局者はAFP通信に「民間人が被害を受けたとのアフガン当局の主張は根拠がなく、誤解を招く」と述べました。
パキスタンは、アフガン側に逃げ込んだTTPの取り締まりに暫定政権が消極的だと批判しています。(時事)