イベントは19夜、ハノイ中心部のブックストリートで開幕しました。「ハノイ・デップ」はベトナム語で「美しいハノイ」という意味で、有名な歌の歌詞から名付けられました。

会場は色とりどりのイルミネーションで彩られ、クリスマスソングを歌う子どもたちや、ピアノを演奏する若者、伝統音楽と現代音楽を融合させたアーティストなど、様々なパフォーマンスが繰り広げられました。

訪れた女性は「通りの端から端まで音楽があふれ、とても温かい雰囲気でした。本屋さんも居心地よく、ハノイに読書文化が根付いていくことを願っています」と話していました。

ハノイ市観光局のダン・フオン・ザン局長は「ブックストリートは交通の制約がなく、週7日間イベントを開催できます。音楽と書籍、それにハノイの特産品を組み合わせた夜の観光スポットにしていきたい」と抱負を語りました。

期間中は、電動自転車を使ったナイトサイクリングツアーや、グルメマップの紹介も行われます。

イベントは21日まで開かれ、ハノイの夜の魅力を国内外に発信する狙いです。