ハノイ首都圏マスタープラン:交通渋滞の解決に力を入れる必要
(VOVWORLD) -20日、ハノイで開催中の第15期国会第7回会議で、国会議員は議場において2021年~2030年までのハノイ首都圏のマスタープランと2050年までのビジョン、 2045年までのハノイ首都圏のマスタープランと2065年までのビジョンの改正案について討議を行いました。
ハノイ首都圏のマスタープランとその改正案はハノイをスマートで近代的、かつ、グリーン、クリーン、美しく、安全かつ急速で持続的な発展を遂げる都市にするための新しい空間を作り出すことに重要な意義があります。
これらのマスタープランに関して、国会議員は首都ハノイのビジョンを示すプランが計画通りに実施されるように、交通、環境、医療に関連するいくつかの課題を解決する必要があるとの見解を明らかにしました。
ハノイ市選出のホアン・バン・クオン国会議員は鉄道建設を通じて、交通渋滞、環境汚染の解決に力を入れる必要があると強調し、次のように語りました。
(テープ)
「最も重要な任務は都市鉄道14路線を建設し、住民が鉄道で首都圏のあらゆる場所へ移動するためのネットワークを形成するということです。したがって、現在問題となっている交通渋滞や環境汚染も、鉄道システムの発展によって解決されるでしょう」
ギー大臣 |
一方、建設省のグエン・タイン・ギー大臣は次のように語りました。
(テープ)
「今回のマスタープランの改正案は文化遺産の開発、グリーン開発、スマートシティと持続可能な都市建設などの開発戦略と結び付けられています。都市の構造は多極型、多中心型都市で、5つの都市地区から構成されます」
同日午前、国会議員は土地法、住宅法、不動産経営法と信用機関法の改正案を討議しました。