9日午後、政府本部で、グエン・スアン・フック首相は南部ベンチェ省の指導部と会合を行い、省内の経済社会発展状況などについて討議しました。 

席上、フック氏は、果物栽培をはじめ農業生産に関わるベンチェ省のメリットを強調したうえで、同省に対し、地元のあらゆる潜在力を活用していくよう要請しました。

2016∼2020年期における同省の発展事業に関し、フック首相は地元の当局者と住民が収めてきた成果を高く評価し、「歳入の倍増や、住民の生活改善、新農村づくりの積極的結果などは、省内の今後の発展事業に有利な条件を作り出す」と分析しました。

また、ベンチェ省の競争力ランキングに触れ、「今後も、ベンチェ省は行政改革や、行政システムの効果向上、経営投資環境の改善、気候変動への対応、土壌改良などを優先課題とみなす必要がある」と訴えました。