ブルガリアとルーマニアがシェンゲン協定の一部に加盟、陸路の国境審査は継続

(VOVWORLD) - 3月31日、ブルガリアとルーマニアが欧州各国との間で自由な往来を可能にするシェンゲン協定の一部に加盟し、空港で大半のEU=欧州連合の加盟国向けの出入国審査が廃止されました。
ブルガリアとルーマニアがシェンゲン協定の一部に加盟、陸路の国境審査は継続 - ảnh 1トラックがルーマニアやブルガリアの国境を越える=AFP/TTXVN

両国の完全なシェンゲン協定への加盟については、不法移民対策が不十分であるとの理由でオーストリアが反対しています。そのため、陸路での国境審査は継続されます。

ブルガリアのストヤノフ内相は同日、年内にはシェンゲン協定に完全に加盟する予定であり、それに伴い陸路での審査もなくなると説明しました。ルーマニア政府も年内に陸路の国境審査を撤廃する交渉を終えることができると期待しています。

EU欧州委員会のフォンデアライエン委員長は、「空港と海港での国境審査の廃止を歓迎します。これは両国にとって大きな成功です。より強く、一体化した欧州を構築するために、私たちは団結して取り組んでいきます」と述べました。(ロイター)

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