ベトナム ドイツとの戦略的パートナーシップの発展 重視
(VOVWORLD) - 28日、ハノイで、ファム・ミン・チン首相は、ベトナムを訪問中のドイツ・ヘッセン州のボリス・ライン首相と会見しました。
写真撮影:Nhat Bac
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この席で、チン首相は、ベトナムがドイツとの戦略的パートナーシップの発展を重視しており、特に経済・金融、科学・技術、産業などで多くの強みを持つヘッセン州との協力を優先すると強調しました。また、ヘッセン州政府に対し、気候変動対応、持続可能な開発、再生可能エネルギーに関するプロジェクトの実施においてベトナムを支援し、資金調達、管理経験の共有、そして人材育成の面での支援を求めました。これは、ベトナムとG7先進7か国および国際的なパートナーとの間の公正なエネルギー移行パートナーシップ(JETP)の展開を目指すとしています。
一方、ボリス・ライン首相は、ヘッセン州がベトナムとの関係強化を重視しており、今回の訪問の目的は経済、教育・訓練、労働などの分野でヘッセン州とベトナムの協力をさらに推進することにあると明らかにしました。また、ヘッセン州がベトナム・ドイツ大学の発展と拡大を引き続き支持すると表明するとともに、ヘッセン州がベトナムからの熟練労働者を受け入れる需要があると明らかにしました。さらに、双方に対し、最近、ドイツが承認した移住労働者法の利点を活用して、ベトナムからヘッセン州への人材供給を拡大し、ベトナムの労働者にドイツでの就職チャンスを提供し、州の人材不足の解消を提案しました。