席上、チン首相は常にカンボジアとの団結と包括的な協力の強化を優先していると強調しました。また、ベトナムは2026年に開催予定の第20回フランコフォニー首脳会議の開催でカンボジアでの支援や経験共有を行う意向があると表明しました。

一方、シハモニ国王は、ベトナムの成果がカンボジアの国家建設と発展にとって、大きな励みとなっていると述べました。また、ベトナムとカンボジアの関係は伝統的な関係であることを強調し、両国の政府間の協力を今後も支持していくとともに、ベトナム・カンボジア関係がますます深化し、効果的に発展していくことへの確信を表明しました。

同日午後、チャン・タイン・マン国会議長は、シハモニ国王と面会しました。

この席で、マン国会議長は、国王がトー・ラム書記長、ルオン・クオン国家主席、ファム・ミン・チン首相とそれぞれ会談を行ったことを祝いました。

また、マン議長は、今回の訪問が両国間の良好な隣国関係、伝統的な友好関係、包括的かつ持続的な協力関係をさらに深化させ、両国関係の強化に積極的に貢献すると強調しました。

これに対して、シハモニ国王は、今回のベトナム国賓訪問は歴史的な訪問であり、両国間の関係と伝統的な絆をさらに強化し、関係の長期的な安定と団結を維持することを目的としていると強調しました。

また国王は、ベトナム国家と国民が達成した大きな成果、および国際の場におけるベトナムの威信と役割を高く評価しました。