（写真：vnexpress.net）

１６日午前、ブルネイのハルビ第二国防大臣の主宰の下、ADMM＋＝拡大ASEAN国防相の第８回会議がオンライン形式で開催されました。フアン・バン・ザン国防大臣率いるベトナム代表団はこの会議に参加しました。

会議で、ザン大臣はベトナム東部海域（南シナ海）の平和、安全保障・航行の自由の維持の重要性を強調すると共に、関連各側が１９８２年国連海洋法条約をはじめとする国際法を遵守し、この海域の紛争を平和的措置で解決するよう強調しました。

また、DOC＝海上行動宣言の効果的な履行、COC＝海上行動規範の早期作成し、自制をして、緊張情勢をエスカレートしないよう提案しました。会議は「平和と繁栄した未来へのASEANの構築」に関するバンダル・スリ・ブガワン宣言を採択しました。

宣言で、拡大ASEAN国防大臣は信頼醸成を強化し、自制をし、情勢を複雑化させない行為を回避すること、紛争を平和的措置で解決することなどの重要性で一致しました。その他、この宣言は地域と世界が直面している前例のない安全保障試練を確認しました。