ベトナム・UAE関係を包括的パートナーシップに格上げ

(VOVWORLD) - 会談で、両首脳は、両国関係が政治的信頼、経済協力、多国間フォーラムでの連携と支援といった3つの面で顕著に発展していることに喜びを表明しました。
UAE=アラブ首長国連邦への公式訪問の枠内で、現地時間の28日、首都アブダビの大統領府で行われた歓迎式の直後、ファム・ミン・チン首相と同国のムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領は会談に臨みました。この機に、両首脳は両国関係を包括的パートナーシップに格上げすることで合意しました。
ベトナム・UAE関係を包括的パートナーシップに格上げ - ảnh 1会談の様子

会談で、両首脳は、両国関係が政治的信頼、経済協力、多国間フォーラムでの連携と支援といった3つの面で顕著に発展していることに喜びを表明しました。その上で、両国の指導者と国民の願望、および地域と世界の平和、安定、協力、発展に貢献するという期待に応えるため、両国関係を包括的パートナーシップに格上げすることで一致しました。これにより、UAEは中東地域におけるベトナムの初の包括的パートナーとなります。

両指導者は今後における6つの優先協力分野について合意しました。中には、包括的パートナーシップの枠組みにおける行動計画の早期策定、イノベーションやグリーントランスフォーメーション、デジタルトランスフォーメーション、循環型経済に関する協力促進、二国間の経済・貿易・投資協力の強化、ハラール産業の発展支援、およびベトナム製ハラール製品市場の開拓、労働・文化・観光・スポーツ・草の根交流の拡大、そして地域と国際問題に対する多国間フォーラムでの緊密な連携・協議・支援が含まれます。また、チン首相は、UAE当局に対し、UAEで生活・労働しているベトナム人コミュニティに有利な条件を整えるよう提案しました。

一方、UAE大統領は、今回の訪問で達成された成果を具体化するため、UAEの関係機関に積極的に指導することを確認するとともに、UAEで働くベトナム人が増加していることに喜びを表明し、UAEでベトナム文化センターの設立を支援する意向を示しました。また、ベトナムの若者向けサッカーアカデミーの活動への支援やホーチミン市での金融センター設立など、具体的なプロジェクトについても直接指示することを明らかにしました。

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